リノベーションコラム
マンションにおける玄関リノベーションの失敗例とおすすめのアイデア
住まいの顔である玄関をリノベーションすることで、家の利便性をぐっと高めることが可能です。
今回は、玄関リノベーションのよくある失敗例と、その対策となるおすすめのアイデアをご紹介します。
マンションの玄関リノベーションでよくある失敗例
まずは、マンションの玄関リノベーションの失敗例を2つご紹介します。
通気性や採光が十分に取れていない
マンションの場合両隣に部屋があり、玄関に窓が設けられていない家も少なくありません。その点を考慮せずにリノベーションを行うと、通気性や採光が悪くなり、湿気がこもりやすく光の当たらない玄関になってしまいます。通気性が悪いとカビや結露なども発生しやすく、靴などが傷む原因にもなり得ます。
玄関の雰囲気とドアがミスマッチになってしまった
マンションの場合、玄関ドアは共用部分と扱われるため、リノベーションによってデザインを自由に変えることができません。その結果、ドアの意匠を無視して玄関をリノベーションすると、ミスマッチが生まれる場合があります。
このようなミスを防ぐには、デザイナーが在籍するリノベーション会社に、全体のデザインも含めて相談すると良いでしょう。
マンションの玄関リノベーションを成功させるためのアイデア
次は、マンションの玄関リノベーションを成功させるためのアイデアをご紹介します。
ウォークスルークローゼットを設置する
玄関をより魅力的なスペースにするには、ウォークスルークローゼット(WTC)を設置するのも良い方法です。
WTCは、靴以外にも上着やアウトドア用品、子どものおもちゃなども収納でき、玄関の収納量を増やすのに役立ちます。
また、玄関が片付くことで全体を広く見せられるだけでなく、外出時の準備や帰宅時に靴や上着を脱ぐスペースとして活用できる点もメリットです。
さらに、玄関からクローゼット内が見えにくいように工夫すれば、整理整頓が苦手な方でも安心して利用できます。
パントリーを設置してキッチンと玄関を行き来できるようにする
玄関とキッチンの間にパントリーを設置すれば、買い物の際にキッチンまで最短で荷物を運べるようになります。重い物を購入する場合でも安心です。
壁材や床材に調湿機能のある素材を選ぶ
玄関に窓がない場合は、壁材や床材に調湿機能のある素材を選ぶと良いでしょう。湿気を取り除くことができ、カビや結露を防いで快適な空間になります。
土間を作成する
玄関の利便性をアップさせたい場合は、土間を作成する方法もあります。土間には、靴だけでなく外で使う自転車やベビーカーなどもそのまま収納できます。土間の部分には滑りにくい素材を採用するのがおすすめです。
まとめ
マンションリノベーションを専門に手がけるエココでは、専任のデザイナーが利便性とデザイン性を兼ね備えた玄関をご提案いたします。現在の玄関に不満を抱えている場合は、まずは一度ご相談ください。