リノベーションコラム
DIYリフォーム。ウッドパネルを壁に貼ってみよう!
こんにちは。株式会社サンリフォームの、DIYが大好きなデザイナー、遠藤です!
多くのマンションのお部屋は、壁も天井も白いクロス仕上げ。そんなお部屋の一部に、ウッドパネルを貼ってみませんか?アメリカンカントリーや、ラスティックなインテリアスタイルなど、木目を大切にしたぬくもりのあるお部屋にしたい場合、壁にウッドパネルを貼ることで、一気にお部屋がグレードアップします。よりスタイルを追求したナチュラルな雰囲気を目指す方におすすめですよ!
ウッドパネルの選び方から貼る手順、注意するポイントまで解説いたします!
目次
壁にウッドパネルを貼ろう!
タイルをきれいに貼るコツも壁紙の時と同様、壁の下地作りが重要ですので、下地づくりから知りたい方は『下準備でプロの仕上がりに!きれいに見せるための壁の下地作り』をご確認いただいてから次のステップにお進みください。 ウッドパネルを壁に貼るには、まず壁を採寸し、壁面に合わせて割付を考えます。ピースが壁にピッタリ合わなければカットが必要になりますし、まずは床などに並べて割付から完成イメージを掴みましょう。デザインが決まったら、パネルを壁に取り付けていくのですが、「ボンドや両面テープで貼る」「ビスや隠し釘で止める」の方法があります。貼るパネルに合った施工方向を選びます。それではまず壁の採寸から始めましょう。壁の採寸をしましょう
ウッドパネルを購入する前に、まずは貼りたい壁の採寸を行います。採寸した寸法をもとに、この壁にはパネルが何枚必要なのか、どれくらい部材のカットをしないといけないのか把握します。必要な平米数の10%くらい多く購入しておくとカットでサイズ合わせができるので安心です。ジャストサイズにカットされたパネルを購入する場合は、採寸を丁寧に行い、ピースが合わなかったりすき間が出来たりするのを防ぎましょう。 注意しないといけない点は、壁と床は平行に見えてそうでない場合があるということです。 そのため、サイズを細かく図り、まずは壁がどのような形になっているのか全体図とサイズを書いておくことが大切です。一つの壁に対して、高さ方向は左端、真ん中、右端の3箇所で測り、幅は足元、腰高、天井近くの3箇所で測るのがベストです。 壁の採寸が完了したらウッドパネルをカットしていきます。正方形や長方形など、単純な形のパネルであればカットも比較的簡単ですし、次の工程で隣り合うパネル同士はズレにくいのできっちりと貼ることが出来ます。ボンドで貼る
難易度:★★★☆☆ 下地やウッドパネルに直接ボンドを塗り取り付けていく方法です。 乾くまでに時間はかかりますが、特別な工具を必要とせず、手軽に作業ができます。基準線を引きます
前項でも紹介したように、壁は真っ直ぐに見えて曲がっていることもあるので、まずはガイドとなる線を鉛筆で引きます。ボンドを塗ります
ウッドパネルに薄くボンドを塗っていきます。 ボンドの量が多いと張り付けた時にボンドがはみ出てしまい仕上がりが美しくないので、適量を隅々まで丁寧に塗っていきましょう。ウッドパネルを貼る
壁にウッドパネルを貼るときにはしっかりと押し付けてください。はみ出してしまったボンドはこまめに拭き取りましょう。パネルが反り返っている場合は、ビスや隠し釘で固定をします。釘を使っての固定には下地が必要になります。乾燥
ボンドが完全に乾くのは1日~2日かかります。ボンドが乾いて、しっかりと固定されていれば完成となります。ビスで固定する
難易度:★★★☆☆ ビスとはねじの事です。電動ドライバーがあれば、簡単にウッドパネルを取付けることが出来ます。 ビスは、しっかりと固定ができるのですが、問題はねじの頭が見えてしまう・壁に穴が開いてしまうということです。 賃貸マンションでの設置は難しくなります。 ねじの頭を目立たなくしたい場合には「隠し釘」での設置を行います。基準線を引く
ひとつひとつピースが別れているウッドパネルですと、貼っていくうちに水平垂直にずれが生じてきます。 そのためあらかじめ壁に基本となるガイド線をきっちりと引いておくことが大切です。縦長のパネルを横方向に貼っていく場合には床から天井までのガイド線を引き、横長のパネルを縦方向に貼っていく場合には壁の端から端までのガイド線を引きます。ボンドまたは両面テープで貼る
ビスや釘だけでウッドパネルの固定はできますが、まずはボンドや両面テープで壁に板を貼り、ビスや釘でしっかりと固定する方法が安定しますのでおすすめです。まとめ
いかがでしたでしょうか?壁DIYの今回は貼る(ウッドパネル)編をお送りました! ウッドパネルは、設置したい壁に合わせてカットが難しいですが、木のぬくもりの楽しめる、ナチュラルでおしゃれな空間になりますよ。 簡単なおさらいですが、 ■貼りたい壁を丁寧に採寸をする ■ガイド線を引いてから貼り始める ■天然木材の場合は湿気や水に弱いので、設置する場所を選び、水がついた場合はすぐに拭きとって自然乾燥させる がウッドパネルを貼る際のポイントとなります。 暖かいぬくもりのある空間づくりにはぴったりのウッドパネル。ポイント使いでも全面に使用してもとてもおしゃれで個性的に演出ができますよ! 是非お試しください。新着記事
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