リノベーションコラム
マンションのリノベーションでは自由にエアコンを設置できない?
ライフスタイルや家族構成の変化によって、新たにエアコンを設置するケースは少なくありません。しかし、現在エアコンのない部屋に設置する場合、特にマンションでは注意が必要です。
今回は、マンションのリノベーションで新たにエアコンを設置する際の注意点をお伝えします。
配管用の穴がない部屋にはエアコンを設置できない
エアコンは、配管用の穴(エアコンスリーブ)にパイプを通して室外機と接続しています。そのため、配管用の穴がない部屋にはエアコンを設置できません。
戸建ての場合は、新たに穴を開けることができます。しかし、マンションの場合、専有部分ではない躯体の壁に手を加えることは基本的にできません。マンションの部屋に新たにエアコンを設置する場合は、配管用の穴があるかどうか確認しましょう。
マンションに新しくエアコンを設置する方法
マンションでは配管用の穴がある部屋にエアコンを設置するのが基本ですが、場合によっては配管用の穴のない場所に設置したいケースもあるでしょう。
こちらでは、リノベーションを行い、配管用の穴がないマンションの部屋にエアコンを設置する方法をご紹介します。
窓用エアコン
窓用エアコンとは、窓にはめ込んで設置するタイプのエアコンです。本体と室外機が一体化しており、配管用の穴がない部屋でも設置できるのが特徴です。一般的な壁掛けエアコンと比べて価格の安いモデルが多く、リノベーション費用も安価に抑えられます。
ただし、壁掛けエアコンのように広い部屋には対応していません。最大でも7〜8畳タイプとなっています。
また、設置した側の窓は基本的に鍵を開けっ放しにする必要があるため、防犯対策や虫対策が欠かせないのもデメリットです。
マルチエアコン
マルチエアコンとは、1台の室外機に複数の室内機を接続する方法で、現在ある配管用の穴を利用できるのが特徴です。
室外機を複数台置く必要がなくなり、見た目もスッキリしますが、室外機が故障すると複数の室内機も利用できなくなります。また、通常の配管用の穴より大きい穴が必要になるケースもあるため、設置が可能かどうかはリノベーション会社に相談するのがおすすめです。
まとめ
配管用の穴のない部屋にエアコンを設置する場合は、通常とは異なる方法を試す必要があります。部屋の環境に応じて適した方法は異なるため、事前にリノベーション会社に相談するのが安心です。
横浜でマンションリノベーションをお考えであれば、エココまでお問い合わせください。
新着記事
-
仕事の効率があがるリモートワーク部屋とは?
-
壁付けキッチン?L型キッチン?アイランド型?それぞれのキッチンの特徴と事例をご紹介!
-
マンションの和室、残す?残さない?リフォームで出来ること。
-
『土間のある暮らし』マンション編
-
生活スタイルに寄り添う、多様化していくリフォームの間取りプラン
人気記事
-
人気!実験シンクの8つのデメリット
-
壁のDIYリフォームきれいな壁紙の貼り方。コツがわかればプロの仕上がりに!
-
DIYリフォーム。ウッドパネルを壁に貼ってみよう!
-
後悔しない!ショールーム見学で確認したいポイント(システムキッチン編)
-
イメージが膨らむ!キッチンのスタイルとレイアウト事例集31