東京・横浜のリノベーションならエココ コラム マンションリノベーションでできること、できないことって?

リノベーションコラム

公開日:2022.12.22

マンションリノベーションでできること、できないことって?

マンションリノベーションでできること、できないことって?

現在の住まいに不満がある場合は、リノベーションによって理想を実現するのがおすすめです。しかし、マンションの場合はマンション管理組合で規約が定められており、その規約は管理組合ごとに異なります。そこで今回は、マンションリノベーションでできること、できないことを具体的に解説します。

目次

水まわり設備の移動

マンションでは、キッチンやトイレ、洗面所などの水まわり設備を最新のものに交換したり移設したりすること自体は可能です。ただし、これらの設備を移動する場合は、排水時の勾配を十分に確保できることや配管経路の確認が必要です。一般の方が目視で確認することは難しいため、リノベーション会社に相談すると良いでしょう。

なお、パイプスペースは移動ができません。パイプスペースとは、上下水道やガス管などの配管が通る空間のことで、間取り図には「PS」と表記されています。

開口部の交換

マンションの場合、住戸内に設置されたドアや室内窓は自由にリノベーションすることができます。しかし、玄関ドアや外壁に設置された窓は共用部分にあたり、基本的にリノベーションできません。

断熱性能の向上を理由に手を加える場合は、管理組合への確認が必要です。また、玄関ドアの内側を塗り替えたり内窓を設置したりすることは可能です。

耐震性の向上

耐震性を強化する工事は、マンション全体で行う必要があるため、住戸ごとに個別で行うことはできません。管理組合などが発案し、棟ごとに補強工事を行うケースはあります。

なお、内窓を設置したり天井や壁の内側に断熱材を設置したりなど、断熱性の向上リノベーションは各住戸で行うことができます。1年中快適な室温を保ちやすくなり、冷暖房の効きも良くなるため、マンションにおすすめのリノベーションです。

ベランダやバルコニーのリノベーション

マンションのベランダは、共用部分として扱われます。そのため、リノベーションによって手を加えることはできません。また、ベランダやバルコニーは避難経路としても設計されており、物を設置する場合も邪魔にならないよう注意が必要です。

まとめ

マンションリノベーションには多くのルールがあるため、事前に確認しておかないと思わぬトラブルに発展したり、管理組合の許可がもらえなかったりする可能性があります。不明な点がある場合は、ぜひお気軽にエココまでお問い合わせください。

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この記事を書いた人
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エココ 遠藤
リノベーションデザイナー
"たくさんお話をすることで、本当に作りたい住まいが見えてくる"をモットーに多数のリノベーションを手掛けてきました。
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