リノベーションコラム
【”家と家族の形”第三弾】二世帯同居に向けてマンションリノベーションを検討しよう
「親が高齢になってきた」「子供が生まれた」などの理由で二世帯同居を検討する家庭は少なくありません。しかし、そのままの住まいでは高齢者にとって生活しにくかったり、子育てに適さなかったりする可能性があります。
今回は、そんな方に向けて二世帯同居のためのマンションリノベーションをご提案します。
マンションで二世帯同居をする方法
二世帯同居には家事や子育て、介護のサポートができるというメリットがある一方、生活リズムや価値観が違うため衝突がおこりやすいというデメリットもあります。同居後に後悔しないためには、お互いのライフスタイルや性格を踏まえて、どのような形で一緒に暮らすか考えることが大切です。
マンションの場合、同居のために面積を増やしたり、玄関を分けたりすることが出来ません。限られたスペースを有効活用するために、寝室などのスペースを除き、ほとんどの設備や部屋を共有する同居型がおすすめです。
二世帯同居に向けてリノベーションする際の注意点
同居型の場合は、一緒に生活する世代に合わせて柔軟に部屋をリノベーションするのが良いでしょう。そのままの住まいでは、高齢者が生活しにくかったり子育てが難しかったりするためです。
以下では、二世帯同居に向けてリノベーションする際の注意点を解説します。
高齢者でも使いやすい設備を導入する
高齢者になると、若い頃は当たり前にできていたことができなくなったり体の動きが制限されたりします。そのため、高齢者と暮らす場合はどの世代でも使いやすい設備を導入するのがおすすめです。具体的には、リモコン操作が可能なトイレやセンサー付きの照明、IHコンロなどがあります。
高齢者や子どもが生活しやすいようになるべく段差を減らす
高齢者や小さな子どもは、ちょっとした段差につまずいて大けがをする可能性があります。リノベーションを行う際は、できる限り段差を解消し、バリアフリーに近づけるのがポイントです。
動線を工夫する
家族が増えると廊下ですれ違うのも大変になり、かえって部屋の利便性が下がってしまうこともあります。そのため、リノベーション時には、部屋を出入りできる場所を複数作ったり、廊下を広くしたりして動線を工夫するのがおすすめです。特に、家事に使用する場所の動線を意識しましょう。
プライバシーに配慮する
家族とはいえ、ずっと顔を合わせているとストレスに感じることもあります。特に二世帯同居を始め、義理の家族と生活する場合は、ひとりになりたいと思うタイミングもあるでしょう。リノベーションを行う際は、お互いが干渉できないプライベートな空間を確保し、良い距離感を保ちましょう。
まとめ
東京や横浜でマンションリノベーションを手がけるエココでは、二世帯同居のためのリノベーションも行っています。家族で長く安心して暮らせる家を検討している場合はぜひご相談ください。
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