こんにちは。株式会社サンリフォームの、DIYが大好きなデザイナー、遠藤です!
前回のコラム『
DIYリフォーム。ウッドパネルを壁に貼ってみよう!』でウッドパネルの貼り方をご説明させていただきました。
今回はウッドパネルを使う上でのよくあるご質問とご回答をご紹介していきたいと思います!
ウッドパネルQ&A
ウッドパネルのメリット、デメリットは?
ウッドパネルのメリットは、おしゃれな空間を演出するだけでなく、無垢材のウッドパネルであれば
防音効果や調湿高価が期待できるところです。しかし、防音や調湿を目的に作られた素材に比べてその性能は落ちますので、インテリアの演出に付加機能がついてくる、という感じでお考えください。デメリットとしては、自然の物なので、使っていくうちに
色むらや反りなどの変化がでるところです。時間の経過に伴う味わいの変化とも言えるので、必ずしもデメリットではありませんが、タイルやクロスに比べると
日焼けなどによる色の変化は出やすい性質があります。
ウッドパネルのお手入れ方法
普段のお手入れは、凹凸があるパネルの場合は、まずは
乾いた状態でほこりを払い、よく絞った雑巾で拭いていくだけで大丈夫です。濡れてしまった場合は、シミやカビの原因となりますので、よく水分をふき取ってから自然乾燥をさせます。
お手入れや耐久性が心配
木のぬくもりの感じられる天然木のウッドパネルは、月日がたつことに風合いも楽しめますが、その分湿気に弱かったりします。そこでお勧めしたいのが、自然オイル塗装です。パネルの表面の保護にもなりますし、木目の個性をより際立たせてくれます。
ウッドパネルの選び方
カットできるタイプかできないタイプか
ウッドパネルには、貼りたい壁に合わせて自分で比較的簡単にカットができるものとDIYでは難しいものがあります。例えばフローリングのような形状のウッドパネルでしたら身近な工具でカットも可能ですが、複雑なウッドブロックが組み合わさったパネルですとカットも難しくなります。購入前に素材の厚みや1ピースの大きさ、カット方法を確認をしておくといいでしょう。
素材は天然木材(無垢材)か、集成材か
ウッドパネルの素材は、無垢材のままのもの、集成材でできているもの、あるいは無垢と集成材が組み合わさったものと様々です。
取り付ける場所や素材感などの違いからぴったりのものを選びましょう。
天然木材
天然木材で作られたウッドパネルは、素材も香りも木のぬくもりを感じられるものとなります。また、自然の物ですので、1つ1つ違った木目を楽しめるのも天然木材ならではの楽しみとなります。湿気の影響を受けやすく、伸び縮みするので、パネル同士の隙間ができる場合があります。
集成材
天然木材ほどのぬくもりや香りを楽しむことはできませんが、狂いが少なく、統一感のある印象となります。
水がついてしまったときのお手入れ方法は?
水分は、腐食やカビ、しみの原因となりますので、すぐに拭きとり自然乾燥をさせましょう。水廻りなど、水を使う場所では天然木材を使用せず、人工木材をウッドパネルを利用する方が、お手入れしやすく、長持ちしますよ。
リフォーム職人に頼んだ場合とDIYした時の比較
『DIYは自分でお得に自分でリフォームができるというのが一般的な考えだけど、実際職人さんに頼むのとどのくらいちがうのだろう?』とふと思ったことはありませんか?
サンリフォームで施工する場合をご紹介します。ウッドパネルの価格は木の種類によっても様々ですが、¥8,000~¥20,000/㎡のものが多く販売されています。例えばリビングのテレビ裏の壁にアクセントとしてウッドパネルを貼る場合、必要な面積は10㎡程度です。職人にパネル張りを依頼する場合、工賃や廃材処分費などが4万円程かかります。作業時間は採寸、下地処理、カットと貼り付けで半日~1日程です。