何世代にもわたって安心して住み続けることができる「長期優良住宅」。自宅が長期優良住宅に認定されるためには、一定の期間や費用が必要です。今回は、長期優良住宅化に必要な期間や費用についてご紹介します。
長期優良住宅認定までに必要な期間
リフォーム会社に依頼して長期優良住宅認定を目指す場合、以下の流れに沿って申請を進めることになります。
1.インスペクション、工事計画の作成
まずは、リフォーム会社との打ち合わせからスタートします。インスペクションと呼ばれる住宅の調査を行ったうえで調査書を作成し、担当者に工事の計画を立ててもらいましょう。インスペクションの費用は、5〜10万円が費用相場です。
2.登録住宅性能評価機関へ審査依頼
工事の見通しが立ったら、適合証を交付してもらうために、登録住宅性能評価機関へ審査を依頼します。必要に応じて書類の修正を行い、審査に通ると適合証を入手できます。登録住宅性能評価機関とは、「住宅の品質確保の促進等に関する法律」に基づき、住宅の性能評価を行う機関のことです。
3.所管行政庁へ申請
適合証をはじめとする必要書類を揃えたら、所管行政庁(都道府県庁、市役所等)へ認定申請を行います。審査に通り、認定通知書を交付されてから着工となります。
以上の流れを終えて審査に通るまでには、1カ月程度かかるのが一般的です。審査がスムーズにいかない場合は、認定されるまでの期間が伸びることもあるため、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと安心です。
長期優良住宅認定までに発生する費用相場
認定を受けるための審査や手数料の相場は、総額5万円から6万円といわれています。(所管行政庁への申請に必要な金額は、自治体ごとに異なります。)
リフォーム会社のなかには、上記の計画から申請まで全て対応してくれる会社もあります。ただし、リフォーム会社などへ申請を代行してもらう場合は手数料がかかることが一般的です。住宅関連の専門家以外が個人で申請するのは難しいため、たいていは代行を頼むことになります。詳細な費用については、先に問い合わせて確認することがおすすめです。
まとめ
長期優良住宅の申請から認定には、一定の期間や費用がかかります。手続きを間違えたり必要書類に不備があったりすると、余計な時間や費用がかかる可能性があるため、専門会社に任せるのが安心です。
横浜や東京でマンションリノベーションを手掛けているエココでは、長期優良住宅についてのご相談も承っています。お困りの際は、ぜひお問い合わせください。
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