リノベーションコラム
狭いスペースでもOK!ウォークスルークローゼットの魅力
狭小住宅の多い東京では、収納としての役割しか持たないウォークインクローゼット(WIC)は設置しにくいこともあります。そのような場合は、生活の動線に設置することで通路としての役割も果たすウォークスルークローゼット(WTC)がおすすめです。今回は、ウォークスルークローゼットの特徴やメリットをご紹介します。
目次
ウォークスルークローゼットとウォークインクローゼットの違い
ウォークスルークローゼット(WTC)とウォークインクローゼット(WIC)は、混同して理解されることも少なくありません。両者は出口の数に違いがあります。 出口がひとつのWICに対して、WTCは出口が複数あり、通り抜けが可能です。それぞれ別の部屋につながっているため、収納スペースだけでなく通路としても活用できる点が特徴です。ウォークスルークローゼットの3つの種類
WTCには3つの種類があります。それぞれの特徴について簡単に解説します。Ⅰ型
通り抜ける片側に収納スペースがあるタイプです。設置スペースを最小限に抑えることができ、収納だけでなく廊下としての機能も持ち合わせています。Ⅱ型
通路の両側に収納スペースがあるタイプです。Ⅰ型と比べて収納力に優れているため、洋服の多い大家族や家電も収納したいご家庭におすすめです。L型
二面に収納があり、通路部分が折れ曲がっているタイプです。ひと目で収納しているアイテムが確認できるため、視認性の良さが魅力です。ウォークスルークローゼットを設置するメリット
WTCは、収納力アップ以外にもメリットがあります。こちらでは2つご紹介します。家事効率のアップ
WTCは、家事の動線内に設置することで余計な動きが減り、家事効率のアップが期待できます。たとえば、洗面所とベランダの間にWTCを設置すると、乾燥機にかけたものはクローゼットへ、外で乾かすものはベランダへといった工夫が可能です。採光や風通しの良さ
WICは採光や風通しに悩まされることが多く、湿気を溜めないために窓を設置するケースもあります。一方、WTCは出口が複数あるため、採光や風通しの心配がありません。あえて扉を設けず、開放的な空間を実現しているリノベーション事例もあります。まとめ
収納スペースを増やしつつ、採光や風通しも確保できるWTCは、居住スペースを広く確保したいマンションリノベーションに最適です。スペースを最大限に活かしてリノベーションしたいと考えている場合は、東京や横浜でリノベーションを手がけるエココへご相談ください。新着記事
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