リノベーションコラム
リノベ経験者に聞く!「プランニングどこから考えた?」事例2選
リノベーションをプランニングする時に、ご家族にとって必要な事は何か、大切な事は何かを整理しながら考えれば、デザインも好み通りの、機能的な住まいを作り上げることができます。
今回は、プランの決め方や、コストの使い方、そして実際にサンリフォームでリノベーションをされたお客さまがどのようにプランを組み立てていったのかをお伝えしたいと思います。
ご夫婦と小学生のお子様2人の4人ご家族のA様邸。
壁構造のマンションであったため、部屋の境目は大きく変更が出来ず、排水の位置もほぼ固定されており、設計上は大きな変更ができませんでした。
A様も構造上の制限はもともとご存知でしたので、内部を最新仕様につくりかえることと、内装でガラッとイメージチェンジをお望みでした。
ナチュラルアンティークな雰囲気がお好きで、天井を今より低くしたくないとのご要望を受けました。
足元には、肌触りがよく、ナチュラルな雰囲気がでるオークの無垢フローリングを使用。
天井にはアンティークな古材風の足場板で照明付きのイミテーション梁を造作しました。
これにより、天井を下げすに今よりもお部屋の隅々にまで明かりが行き届きますし、アンティークなインテリアのポイントにもなっています。
大掛かりな間取りの変更をしなくても、工夫次第で十分に使い勝手の良い、お好みのインテリアにお部屋にリノベーションすることが出来ます。
しかし、マンションの構造と排水方式によっては、間取りの変更がそもそも難しいことがあるので、購入前の確認が必要です。
中古マンションの購入をご検討中の方は、『マンション購入前に確認しておきたい!リノベーションでできること、できないこと』を一度ご確認してくださいね。
ご夫婦2人でお住いのS様邸。
「靴が多く、服が多く、ものを全部1カ所にまとめたい」とご要望をいただきまして、初めに考えたのが、個室にはクローゼットをなくして、広めのファミリーウィークインクローゼットの配置。キッチンにはパントリー兼納戸になる収納スペースの設置でした。
こだわりの靴100足を素敵に収納ができるように、土間には大型オープン収納スペースを作りました。
個室として使用するのは寝室のみでいいとのことでしたので、3LDKのお部屋を1LDK+ウォークインクローゼットに変更。
将来的にお子さんの部屋として区切るかも知れないスペースには、予めスイッチ・コンセントを設置し、後でも照明の取り付けができるよう天井に引っ掛けローゼットを作っておきます。個室がいざ必要になる十数年後までは、家族で広ーいLDKを使います。
目次
case1 間取りが変更できず、内装でイメージチェンジされたA様の場合
設計上、大掛かりな変更ができない

(リノベーション前:玄関)

(リノベーション後:玄関)
ナチュラルでアンティークな雰囲気に

(リノベーション前:リビング)

(リノベーション後:リビング)

(リノベーション前:室内)

(リノベーション後:室内)
間取りの変更が出来なくても最大限にリノベーション

(リノベーション前:キッチン)

(リノベーション後:キッチン)
case2 好きなものから間取りをプランニングされたS様の場合
おしゃれ大好きなご夫婦のリノベーション

リノベーション後イメージ画
将来を見据えてのプランニング

リノベーション後イメージ画
優先順位を大切に
このように、優先順位をつけ、こだわるとことに限られた予算や広さを傾けたり、将来的に必要なことは後で無駄なお金がかからないように「準備だけしておく」という方法をとることで、より満足度の高いリノベーションをすることができます。新着記事
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