洗顔、手洗い、歯磨き、メイク…と日々対面する洗面台。「使いやすさ」「お手入れのしやすさ」も重要ですが、見た目や雰囲気にもこだわりたいですよね。
「普通の洗面台だと、なんだか物足りない…」、そんな“こだわり派”の方々に密かな人気となっているのが実験用シンクです。
「実験用シンクって?」とお思いの方もいるかもしれません。
今回の記事では、施工事例の写真も見ながら実験用シンクの魅力をお伝えしていきたいと思います。
実験シンクとは
「実験用シンク」は、学校の理科室での実験で利用するような真っ白なシンクのことです。横に長く、底が平坦、角ばった形状に「シンプル」という印象を持ちますが、白という清潔感のある見た目がナチュラルで魅力的。ちょっと丸みのある角型なので、カチッとしすぎない所も素敵です。病院でも使われていることから、病院用流しと呼ばれるケースもあります。
人気の実験シンクの品番
陶器製流し
メーカー:TOTO 品番SK6
本体の寸法が横760mm×奥行472mm×深さ165mmと中型サイズの陶器製流しです。厚みのある壁付タイプのシンクです。シンク下に配管が見えますが、すっきりしたフォルムでお洒落感が漂います。
シンク下がオープンでスペースがあるので、掃除道具やゴミ箱など置けるものも増えるでしょう。常に足元が目に入るので、より掃除を心がけるようになるかもしれません。
病院用流し
メーカー:TOTO 品番SK106
カウンターにはめ込むタイプの陶器製流しです。本体の寸法は、横760mm×奥行470mm×深さ225mmと深さもあるのが魅力です。底が平らなのでバケツを置いても安定感があります。
歯磨きや手洗いなどはもちろんですが、「子供の洋服の手洗い」「小型犬のシャンプー」など「できるだけ大きいシンクで洗いたい」ものがあるときに大活躍するでしょう。はめ込み式でカウンターがあるので、シンクの周りに小物や洗面グッズを置きたいときにおすすめです。
施工事例その1:丸い鏡が優しい印象に…
TOTO SK06
角形の実験シンクの上部に、丸いフォルムの鏡を合せたことで、「角」のシンクが優しい印象となっています。電球から放たれるクリアな光も周囲の白い壁紙により、さらに明るく感じられますよね。
周りを白い壁紙で統一しているため、本来、冷たい印象がする配管やミラーキャビネットさえも、お洒落なインテリアの一部のようにも見えます。
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施工事例その2: 狭いスペースも有効活用できる
TOTO SK06
壁付タイプの実験シンクをシューズラックの脇のちょっとしたスペースに収めています。外出先から帰宅したときに、すぐに手を洗えて便利そうですね。黒縁のセンスの良い鏡が、シンプルな形の実験用シンクのお洒落感をアップさせています。余計なものはいらない、スッキリとかっこいい事例です。
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施工事例その3: 黒いモザイクタイルでモダンな印象
TOTO SK06
ダークブルーのモザイクタイル貼りの壁が素敵なカラーアクセントになっています。取り付けた実験用シンクは、シンプルだけど住む方の好きとこだわりが感じられます。鏡の枠と小物を置く棚を木材にしたことで、温かさもプラスしてかっちり冷たくなりすぎない雰囲気となっています。シンク下が広いので、大きなゴミ箱や体重計を置いても圧迫感がありませんね。
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施工事例その4: ブルーのアクセントで爽やかな洗面室
TOTO SK06
シンク上部のブルー系のモザイクタイルでシンプルな洗面室に爽やかなポップさをプラス。さらに、洗面室のドアが気持ち良いほどの鮮やかなブルー!楽しいカラーコーディネートです。実験用シンクの「白」だからこそ、鮮やかな「ブルー」とも調和するのではないでしょうか。
ラフなフローリングや躯体現しのコンクリート天井など、程よいざっくり感のある空間にはキチンとした洗面台よりも実験用シンクが似合いますね。
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施工事例その5: レトロ感のある空間も白のシンクで解決
TOTO SK06
年代が感じられるようなダークなモルタル調の床材や、あえてそのままにしたコンクリートの無骨な感じと、シンプルな白い壁や余計なもののない鏡と実験用シンクのコントラストがかっこいい事例です。シンプルなインダストリアルスタイルにも実験シンクならしっくりなじみます。
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施工事例その6:多角形の鏡で柔らかな空間に
TOTO SK06
鏡がシャビーな色味の木枠に囲まれているためか、多角形の鏡も柔らかに見えます。鏡の下に取り付けた小物用の棚やタオル掛けはとってもシンプルなので、特徴的な鏡にぱっと目が行きますね。歯磨きや洗面道具などの生活感のあるアイテムを置いても、それほど雑然とした印象が感じられませんね。
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施工事例その7: 黒系タイル+アクセントの白でスタイリッシュな印象に
TOTO SK06
ダークブルーで統一したモザイクタイルに、真っ白なシンクが映えますよね。シンプル過ぎる「白」のシンクも、背面にモザイクタイルを合わせることでちょっと懐かしい昭和の水回りのような雰囲気に。さらに、鏡を丸くすることでレトロで優しい印象もプラスされ、居心地の良い空間となりそうです。
あえて懐かしいパチパチスイッチ(タンブラスイッチ)にベージュ色のスイッチプレートを使っていることもレトロカワイイ空間づくりに一役買っています。
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施工事例その8: 優しい木の素材で明るい洗面室
TOTO SK106
カウンターと鏡の枠がとても近い色味の木材なので、洗面室そのものが優しいイメージとなっていますね。背面のモザイクタイルは、ピンクやオレンジ、黄色、緑、白と温かい色が多めで明るい色でまとめられていることから、ポップで楽しい空間づくりがされています。入口ドアが深い緑で素敵なアクセントになっています。
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施工事例その9: 木目ともマッチする白い実験用シンク
TOTO SK106
木目調のカウンターとフローリング調の床材で、全体的に柔らかな印象の洗面室です。カウンターの奥行と洗濯機の奥行が同じくらいなので、不揃い感がなくスッキリした空間を演出しています。
また、電球のクリアな色が洗面室全体を明るく照らしてくれていますが、天窓が二ヵ所あることから電気をつけていないときも暗くなることはなさそうですね。
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施工事例その10: 濃い色のカウンターで高級感もアップ
TOTO SK106
壁紙はシンプルな白、床はライトグレーのモルタル調で洗面室全体は明るめですが、カウンターや可動棚に濃い目の木えらぶことで、しっくりと落ち着いて見えますね。水や汚れが付きやすい水栓の背面にはモザイクタイルが施されていて、水が跳ねたときの壁紙の保護もバッチリですし、お手入れもしやすそうです。
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施工事例その11: グレー系のモザイクタイルにもぴったり合う白のシンク
TOTO SK106
白いシンクと鏡の幅を合わせることで、まとまった印象があります。右サイドの壁の厚みを利用し、小さなニッチを設けています。収納が出っ張っていないため、凸面がないスッキリした空間となっています。回すタイプの蛇口デザイン、背面のホワイトグレー系のタイル、むき出し電球風の照明から感じるレトロな印象は、懐かしくも温かな雰囲気をもたらしてくれます。
カウンターの手前にあるタオルかけがシンク下の目隠しにもなり、ゴミ箱や掃除用具を置いても見えにくそうですね。清潔感があって素敵な空間です。
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