リノベーションコラム
快眠で健康になれる寝室作り4ステップ
リノベーション工事で意外にお客様のこだわりが少ないと思うのが「寝室」です。
寝るだけだから、どこでも寝れます!など、いろいろなご意見があるかとは思いますが…
最近に限らず、睡眠の大切さはいつの時代にもよく聞きますよね。
1日の疲れをゆっくりと癒やすことのできる寝室の作り方をリノベーションの観点から考えてみたいと思います!
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NHKが2000年に行った国民生活時間調査によると、日本人の平均睡眠時間は7時間23分ということがわかっています。理想的には8時間といわれている睡眠時間。
人生の3分の1を寝室で過ごしているということになります。
睡眠は時間のほかに質も必要です。
ここでは、質をより高める寝室の作り方を説明したいと思います。
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マットレスのサイズが決まったら、ベッドを置くのに必要なお部屋のサイズを確認しましょう。ベットのサイズからお部屋のサイズを決めれるのも、リノベーションならではですね!
ベッドをお部屋の真ん中や、ベッド同士を並べる場合は、サイドに65cm以上のスペースをつくると、動きやすく、窮屈に感じません。ベッドの足元にも、50cm程度のスペースを設けることで、問題なく人が通れ、メッドメイクもしやすくなります。
ベッドを壁につける場合は、10cmほどのスペースを空けておけば、シーツを巻き込みやすく交換が楽になります。カビの発生を防ぐためにも、結露が起こりやすい北側の寝室などは意識してベッドを壁から離すようにしましょう。
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落ち着いた睡眠や、プライバシーを確保するためにできる工夫があります。
個室と個室が隣り合う場合はクローゼットを挟む
寝室の隣が個室の場合、意外に気になるのが「音」の問題。
普段の生活では気にならない音でも睡眠をする場合には過剰に気になってしまうものですね。
その場合は、個室が隣り合う位置をクローゼットにするのも一つの方法です。
クローゼットにはモノを収納するので、吸音効果が期待できます。
目次
リノベーションで快眠できる寝室作り

1.熟睡できるマットレスのサイズを出してみましょう
人間工学の観点で言えば、安眠できるマットレスのサイズは、ベッドの長さが、身長+40cm、幅が肩幅×2~2.5倍(最小幅は70cm)といわれています。2.ベットのタイプを選びましょう
シングルやセミダブルなどベットのタイプは様々です。
セミシングル
横幅85cm前後 お子様や、女性の方、ワンルームマンションにおススメのサイズです。 セミシングル2台でクイーンサイズと同じ広さになります。 横幅が狭いため、寝返りが打ちにくいのがデメリットです。シングル
横幅100cm前後 一般的な一人用のベッドです。 大柄な男性の場合は少し狭く感じます。セミダブル
横幅120cm前後 大柄な男性もストレスなくゆったりと横になれるサイズですが、2人で寝るには狭く感じるかもしれません。ダブル
横幅140cm前後 一般的な二人用のベッドです。 大人と子供だと、ゆったりとできますが大人二人の場合は狭く感じます。クイーンベッド
横幅170cm前後 大人二人でも十分に横になれるサイズです。 セミシングル2台分の長さです。キングベッド
横幅190cm前後 ベッドで最大の大きさのベッドです。 ホテルのスウィートルームに使用されるサイズですので、一般家庭ではあまり使用しないサイズです。3.マットレスが置ける最適なお部屋の広さを確認しましょう

4.間取りに工夫を
